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間柱とは?
役割・サイズ・間隔から探し方まで
住まいのプロが徹底解説!

壁の中にある主役級の存在 間柱の役割を徹底解説!

間柱の役割と重要性|柱との違いから下地活用までわかりやすく解説

(2026年2月更新)

間柱って聞いたことはあるけど、何のことか分からない

壁の中って、実際どうなっているの?

住まいについて考え始めたとき、私たちは間取りやデザインに目を向けがちです。
そのうえでもうひとつ目を向けておきたいのが、完成後には見えなくなる部分。
そこには、家の強さと快適さを支える大切な構造が隠れています。

 

こんにちは。
千葉県でデザイン注文住宅・高性能住宅を手がける工務店『ウェルカムホーム』です。

 

毎日何気なく目にしている「壁」。
その内側には、住まいを静かに支える縁の下の力持ちが存在しています。
  ウェルカムホーム施工事例室内

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美しく仕上げられた空間の裏側には、安心して暮らせる理由があります。
その中心的な存在こそが、「間柱(まばしら)」です。

 

建築途中の間柱の様子

 

完成すると見えなくなる部材ですが、間柱は壁の強度を高め、内装を支え、住まいの快適性や耐久性を守る重要な役割を担っています。
まさに、住まいの品質を左右する見えない主役です。

 

家づくりで後悔しないためには、「見えない部分の構造」まで知っておくことも大切です。

 

本記事では、注文住宅を手がける工務店の目線から、間柱の基本的な役割・サイズ・間隔・確認方法までをやさしく解説します。
壁の中をのぞき込むような感覚で、住まいの奥深い世界を一緒に探ってみましょう。
 

間柱(まばしら)とは?基本的な役割と構造を知ろう

間柱の意味と読み方・柱との違い

間柱の意味と読み方・柱との違い

建築における「間柱(まばしら)」とは、柱と柱の間に配置される小さな柱のことです。

「柱」と聞くと建物全体の重さを支えるイメージがありますが、間柱は構造を支えるためのものではありません。
あくまでも部屋の内側の壁を支えるための部材であり、建築の世界では「二次部材」と呼ばれます。

 

【柱と間柱の違い】

・通し柱(とおしばしら)/管柱(くだばしら)
建物全体の鉛直荷重(重力方向の力)や地震・風などの水平力を負担する構造部材。
建物を支える主役的存在。
 

・間柱(まばしら)
外壁・内壁を支える部材で、地震や風などの水平力は負担しません。
壁の下地材や下地受け材として機能し、クギ・ネジの固定を助ける縁の下の力持ち的存在。

 

木造建築物に多い在来軸組工法では、柱と梁(1階の下部は土台)に囲まれた部分が壁となります。
柱と柱の間には一定の距離があるため、その間に壁を支えるための部材が必要です。
その役目を果たしているのが間柱なのです。

 

間柱が使われる建物の種類

間柱は木造住宅だけでなく、さまざまな構造の建物で幅広く使われています

 

・木造住宅(在来軸組工法)
最も一般的な使われ方。
柱と柱の間に木製の間柱を入れ、壁の下地を作ります。

 

・軽量鉄骨造(賃貸アパート・マンションなど)
コの字型の軽量鉄骨製間柱を使用。
木造と基本的な役割は同じです。

 

・鉄筋コンクリート造(RCマンションなど)
住戸と住戸の間(戸境壁)はコンクリート壁ですが、リビングとキッチンなど住戸内の間仕切り壁には間柱が使われることが多いです。

 

また、間柱には壁の中に隙間を生み出すという重要な役割もあります。
この隙間に電気の配線を通したり、給排水管を固定したりすることができるため、住まいの設備を整えるうえでも欠かせない存在です。

 

間柱の素材と種類

間柱に使われる素材は、建物の構造や用途によって異なります。

ここでは代表的な3種類をご紹介します。

 

木材(杉・ヒノキなど)は、木造住宅で一般的に使われる素材です。
軽量で加工しやすく、現場での取り扱いがしやすいのが特徴。
また、自然素材ならではの調湿性があり、住まいの環境を快適に保つ働きも期待できます。

 

集成材は、複数の木材を接着剤で貼り合わせて作られた素材です。
品質や寸法が均一で安定しており、反りや歪みが生じにくいのが特徴です。
無垢材に比べて湿気の影響を受けにくいため、より安定した壁の下地として活用されます。

 

軽量鉄骨(コの字型)は、鉄骨造の建物や防火性が求められる場所でよく使われる素材です。
木材に比べて変形・変質しにくく耐久性に優れており、火災リスクを抑えたい建物にも適しています。

 

間柱のサイズと間隔|知っておくべき基本数値

間柱のサイズ目安

間柱のサイズ目安

間柱のサイズは、建物の構造や使用箇所、工務店やメーカーによって異なります。
情報源によっても数値に幅があるため、ここでは木造と鉄骨造それぞれのおおよその目安としてご紹介します。

 

【木造の場合】

幅はおおむね30〜50mm前後、奥行きは構造を支える柱のサイズに合わせるのが基本的な考え方です。
柱のサイズが105mm角や120mm角の場合、間柱の奥行きもそれに近い寸法になることが多いとされています。
 

【鉄骨造・マンションの場合】

鉄骨造の建物やマンションの間仕切り壁では、軽量鉄骨製の「スタッド」と呼ばれる部材が使われます。
スタッドにはさまざまな種類があり、たとえば「50系」と呼ばれるタイプでは幅50mm・奥行き45mm程度のものが使われています。
ただし、天井の高さや建物の仕様によってサイズが異なるため、一概にはいえません。

※建物の規模・天井高・使用箇所によって大きく異なります。

 

窓の上下など部位によって使うサイズが変わることもあり、同じ家の中でも場所ごとに使い分けられているケースも多いです。

どのサイズが使われているかは工務店や住宅メーカーによってある程度決まっており、家ごとに仕様が異なるという点はぜひ覚えておいてください。

 

間柱の間隔の基本ルール

間柱の配置間隔は、一尺(約303mm)が最も一般的ですが、建物の設計や使用箇所によって450mmや500mm程度になることもあります。

 

ただし、どの間隔で配置される場合でも、同じ壁の中では一定の間隔で統一されているのが基本です。
そのため、一本の間柱の位置が分かれば、そこから左右に同じ間隔で他の間柱も並んでいると考えることができます。

 

また、垂直方向(上下)には基本的に床から天井まで連続して伸びており、間隔が広すぎると壁がたわむ原因にもなるため、適切な間隔で配置することが壁の強度を保つうえで重要です。

 

間柱の位置の調べ方|3つの方法を徹底解説

壁をノック

方法① 壁をノックして音で探す

最も手軽に試せるのが、壁をノックして音の違いから間柱を探す方法です。

 

【音の聞き分け方】

「コンコン」と軽く響く音 → 壁の裏に空洞がある=間柱なし

「ゴンゴン」と詰まった固い音 → 壁の裏に何かある=間柱の可能性あり

 

道具不要で今すぐ試せるのが魅力ですが、音の違いが分かりにくい場合もあります。
「何となく音が違う気がするけど自信がない…」という方は、次にご紹介する道具を使う方法と組み合わせると確実です。

 

方法② 下地探し針を使う

「下地探し針」はホームセンターやネット通販で手軽に入手できる便利な道具です。

 

細い針を壁に刺し、その針の止まり具合と深さで間柱の有無を確認します。

【下地探し針の使い方】

① 壁に針を刺す(まず目立たない場所で試すのがおすすめ)
② 針が奥まで刺さる → 空洞あり=間柱なし
③ 針が途中で止まる → 間柱にあたっている可能性あり
④ 針が止まった深さが石膏ボードの厚みに近い数値なら、間柱が入っている可能性が高い

※マグネット付きのタイプなら、壁の中の見えないクギも検知したり、金属性の間柱であれば穴をあけずに検知できて便利です。

 

針を刺した場所には小さな穴が残ります。
目立つ場所に穴が開くと気になってしまうので、まずは床に近い目立ちにくい場所から試してみましょう。

 

方法③ 下地センサーを使う

電子式の「下地センサー」を使うと、壁に傷をつけずに間柱の位置を確認することができます。

 

センサーを壁に当てながら左右にスライドさせると、間柱がある部分を感知して音や光で知らせてくれる仕組みです。

 

【下地センサーの機能について】

下地センサーには製品によってさまざまな機能が搭載されています。

・深部検知機能
リフォームなどで石膏ボードが2枚重ねになっている壁(厚み約25mm)では、センサーによっては感知できない場合があります。感知できる深度が2段階から選べるタイプを選ぶと、より確実に間柱を探すことができます。

・電線検知機能
壁の内側を通っている電線を検知する機能を搭載した製品もあります。クギやネジを打つ際に誤って電線を傷つけるリスクを事前に確認できるため、安心して作業に臨めます。

 

間柱まわりの構造で知っておきたいポイント

壁の中の配線

間柱の周辺には配線・配管が通っている

間柱の周辺には、電気の配線や給排水管が通っているケースがあります。
特にコンセントやスイッチの周辺は配線が集中しているエリアです。

 

壁の中がどのような構造になっているか外側からは分かりにくいですが、注文住宅を建てる際には、施工会社が設備の配線・配管ルートと間柱の位置を考慮しながら設計・施工を進めています。

 

石膏ボードと間柱の関係

私たちが普段目にしている壁の表面は、多くの場合「石膏ボード」という面材で仕上げられています。
石膏ボードは軽量で施工しやすく、防火性にも優れている素材ですが、単体では強度が低いという特性があります。

 

石膏ボードだけでは壁としての強度が保てないため、その裏側に間柱を一定間隔で配置し、ボードをしっかり固定することで、はじめて丈夫な壁が完成します。

 

間柱は目には見えませんが、壁の強度と美観を両立させるために欠かせない存在
住まいの壁が安定しているのは、こうした見えない構造があってこそなのです。

 

間柱と胴縁(どうぶち)の違い

間柱と混同されやすい部材として、「胴縁(どうぶち)」があります。

 

胴縁とは、壁の仕上げ材を取り付けるために水平方向に配置される細長い部材のことです。
間柱が垂直方向(床から天井)に配置されるのに対し、胴縁は水平方向に走るという違いがあります。

 

【間柱と胴縁の違いまとめ】

・間柱(まばしら):垂直方向に配置。壁全体を支える下地材。

・胴縁(どうぶち):水平方向に配置。外壁や内壁の仕上げ材を取り付けるための下地材。

どちらも壁を構成するうえで大切な部材ですが、配置の方向と役割が異なります。

 

自宅の間柱について詳しく知りたいときは?

施工会社外観

施工会社に確認するのが一番確実

ご自身の住まいの間柱の位置や構造について詳しく知りたい場合は、新築・リフォームを担当した施工会社に問い合わせるのが最も確実です。

間柱の正確な位置は図面に記載されないことがほとんどですが、施工時の状況を把握している工務店であれば、壁の構造についてきちんと説明してもらえます。

 

住まいのことで気になる点があれば、遠慮なく施工会社に相談することが、長く安心して暮らせる住まいの維持につながります。

 

注文住宅なら間取りや構造から相談できる

注文住宅では、間取りや構造の設計段階から専門家に相談できるというメリットがあります。

 

間柱の配置はもちろん、壁の中の配線ルートや収納との兼ね合いなど、暮らしやすさを左右する細部まで設計に組み込むことが可能です。
「見えない部分にもこだわった家づくり」ができるのが、注文住宅の大きな魅力のひとつです。

 

ウェルカムホームへのご相談も歓迎です

「構造にこだわった住まいにしたい」「注文住宅でこだわった家づくりをしたい」など、住まいに関するご質問・ご相談がございましたら、お気軽にウェルカムホームへお問い合わせください。
千葉県内の家づくりに関するご相談に、丁寧にお答えいたします。

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Q&A|間柱についてよくある質問

間柱

Q1. 間柱と柱の違いは何ですか?

A. 柱は建物全体の重さや地震・風の力を支える構造部材です。
一方、間柱は柱と柱の間に配置され、壁(外壁・内壁)を支えるための部材です。
地震や風などの水平力は負担せず、壁の下地材としての役割を担います。

 

Q2. 間柱は必ずどの壁にもありますか?

A. 木造住宅や軽量鉄骨造の建物では、ほぼすべての壁に間柱が入っています。
ただし、RCマンションの戸境壁(住戸と住戸の間の壁)はコンクリートのみで構成されることが多く、間柱がない場合もあります。
住戸内の間仕切り壁には間柱が使われることが多いです。

 

Q3. 間柱なしで棚を付けることはできますか?

A. 石膏ボード用アンカーや専用のボードアンカーを使えば、間柱がない箇所への取り付けも可能です。
ただし石膏ボードはもろい素材のため、耐荷重が低く、重い物には対応できません。
重量のある棚や収納には必ず間柱への固定をおすすめします。

 

Q4. 間柱と胴縁はどう違うのですか?

A. 間柱は垂直方向(床から天井)に配置され、壁全体を支える下地材です。
胴縁は水平方向に配置され、外壁・内壁の仕上げ材を取り付けるための素材。
どちらも壁を構成するうえで重要な部材ですが、配置の方向と役割が異なります。

 

Q5. 住まいの壁の構造について詳しく知るにはどうすればよいですか?

A. 最も確実なのは、新築・リフォームを担当した施工会社に問い合わせることです。
工務店や設計士は壁の構造を把握しているため、適切な説明を受けることができます。
注文住宅であれば、設計段階から壁の構造や間柱の配置についても相談することが可能です。

 

まとめ

間柱

間柱を知ることが、安全な家づくりの第一歩

いかがでしたか?

目には見えない壁の中にある間柱ですが、壁の強度を保ち、快適な住まいを支える大切な存在です。

 

「間柱って何だろう?」という素朴な疑問から始まり、壁の構造や住まいの仕組みへの理解が深まると、家づくりやの打ち合わせもより充実したものになります

 

今回ご紹介した豆知識が、あなたの住まいへの関心や、これからの家づくりのヒントになれば嬉しいです。

 

住まいの構造や動線にこだわった注文住宅をご希望の方は、千葉県のデザイン注文住宅・高性能住宅の工務店『ウェルカムホーム』へお気軽にご相談ください。

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